建設コンサルタント・測量業・一級建築士事務所

【農地・施設クラウド】

　水利施設やかんがい農地のデータベースを、『農地・施設クラウドサービス』上でご利用できます。
　タブレット端末などを使い、『いつでも、どこでも』情報を利用することができます。
　『農地・施設クラウドサービス』の詳細は こちら。

【高機能デスクトップ版】

　『農業水利施設管理支援システム』では、水利施設の造成情報の管理に加え、故障や補修の履歴をデータベースとして蓄積でき、情報の検索・外部出力など、高機能なデスクトップ版のシステムを提供しております。
　カタログ画像は こちら。

　かんがいを目的とした水利権（流水を排他的に占用する権利）は、営農規模の拡大、農器具や農業用水利施設の発展、水稲の品種改良、土地利用などに対応すべく、水利権の変更申請を行うことが求められました。
　これまでは、代かき期、普通期の2期間に苗代期と深水期を設定する近代化用水への変更です。
　最近年では、近代化用水の期間を前後に延長（前倒し、後ろ倒し）する、新たな水需要に応える必要があります。

　農業水利施設を適切に運用・管理するためには、かんがい区域や水利権区域と整合した賦課台帳の維持更新が求められます。
　当社では、地番図や田区図などの地図情報と連動した賦課金データベースを構築できます。

現況施設の状態を水利機能と構造性能の面から診断評価します。

【推定圧縮強度試験】

　テストハンマーを用いてコンクリート部材の現在の強度を把握します。
　測定された反発硬度を経験式に当てはめて圧縮強度を推定します。

【中性化試験】

　コンクリート中の鉄筋はコンクリートの強アルカリ性で保護されていますが、経年変化により中性化が進むと鉄筋周辺の不動態被膜が消失し、水分と酸素の供給により錆びが発生し、構造物の耐久性が低下します。
　中性化試験ではコンクリートの表層から進む中性化の範囲を測定し、発錆の可能性や今後の中性化の進行を予測します。

【鉄筋探査】

　コンクリート中の鉄筋位置やかぶり深さを、電磁誘導や超音波などの方法を用いて、非破壊で検査します。

【板厚・塗膜厚の計測】

　取水ゲートの塗膜厚さや板厚などを計測し、金属部材の機能診断を行います。

【部材欠陥の探査】

　パルスエコーの計測データからコンクリート部材の断面画像を描画し、コンクリート部材の内部欠陥などを把握します。

【施設状態の評価】

　機能診断調査の結果に基づいて、構造物の内部要因、外部要因、その他の要因毎に現況施設の機能評価を行います。

←「頭首工（コンクリート施設）の施設状態評価表（農水省）」

【機能保全シナリオの検討】

　対象とする施設の重要度と施設状態評価の結果から目標とする管理水準を定め、機能保全に必要な対策工法と実施時期を劣化予測に基づいて決定します。

【機能保全コストの比較検討】

　複数の機能保全シナリオの中から、保全期間内のコストが最小となるシナリオを選定します。

【対策工法の設計】

　選択された機能保全対策工の詳細設計を行います。